2017
- 2017.01.31 Tuesday
- 03:04
一月は行く、ともうしますな。
えもう2月!?と驚かれてるのはわたくしだけではないはず。
一月はほとんど更新せずじまいでしたが、なにせ釣りもプリンも(クラフティーも)
やっておらんのですよー。
仕事で引っ張りだこで・・・・だったらいいのですがw。
明日も波が収まったら釣りに行きたいのだけど難しそう。
正月にいろいろと頂いたお菓子がまだまだあるので、プリン作りにも身が入らない。
そんな一月2017。
しかしそんな日常にも新しい発見はあるものです。
この一月最もフレッシュな体験・・・・。
それは「ブリ」
なんでブリよ?と思われる方もいらっしゃろう。
実は僕は極度の食わず嫌いで、生まれて初めてブリを食したのです!
なんてわけない。
ブリはもともと好きだし、イナダやワラサなら嫌ってほど釣ったこともある。
学生の頃は居酒屋のバイトで何度もブリ大根を作ってお通しとして提供したりもしてました。
そんなワタクシ。
この冬、友人宅で8kg台のブリを裁く機会に恵まれました。
ブリってやつはご承知の通り歩留まりのいい魚で、8キロなら7キロくらいの
可食部が取れます。内臓も、エラだって食べられるらしいです(食べなかったけど)
これを、刺身、ブリしゃぶ、照り焼き、ブリ大根などにして皆んなでいただきました。
そう、どの料理も食べたことあります。では何がフレッシュかって?
それは端的に、味!
刺身やしゃぶしゃぶはもちろん美味!
「これは今までで間違いなく一番うまいブリだな!」って感じ。
しかし特筆すべきはブリ大根の味。
前述の通りブリ大根と言ったら僕のレシピ帳(ないけど)の
10p目くらいに出てくるメジャーな料理。その僕が、今までに作ったブリ大根の中で一番の味。
いや違う、別次元の味!
そのくらいの衝撃だった。
ブリには独特のクセがあって、それが美味しさの輪郭を決めてる。
その独特の特徴は感じられるのだけど、鮮度のおかげか、脂の香りの次元が違うのだった。
骨や皮も一緒に圧力鍋で炊いたブリは骨までサクッ。皮はとろり、
身はほろり。でも煮汁がこってりしっとりと全体をまとめている。
別炊きにして合わせた大根は、その煮汁を思う存分吸い上げてる。
身の詰まったこの時期の三浦大根は煮汁を吸っても
しっかりと大根としての美味さを保っていた。
その上に針に刻んだ生姜と、輪切りに晒したネギ。
ちっともしつこくないブリ大根をさらに香り高く彩って・・・。
ああ、もう一度食べたい!
そのブリは新年会に合わせて氷見から送ってもらったもの。
この目で見たことある魚はほとんど食べた僕ですが、「旬」の「産地もの」の
魚介のパワーをこんなに目の当たりにしたことはありませんでした。
現地で食べたことのある食材でガツンとやられたものには、
「うに」「丸ガニ」「さんま」「フジツボ」などがありますが、
今回はお取り寄せ。お取り寄せなのに産地以上のインパクト!これはちょっと無い。
氷見漁港おそるべし!
そしてその後氷見漁港の恐ろしさを再度見せつけられることになるのだが・・・。
それはまた別のお話。
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